デジタルミキシングコンソール MIDAS「PRO2」 が倉庫に登場です。
比較対照にYAMAHA「M7CL」を並べていざ音出し、「M7CL」の音を出す前に分かってしまいました・・・「PRO2」の音が良いことに。
システム的には同価格帯ですが音は雲泥の差、分かっていた事ですが・・・
さて肝心の操作性ですが、まずこの「PRO2」にはレイヤーやバンクという考えはなく、6個のPOPグループというものを使用します。
たとえばインプットチャンネルに並んだドラムのチャンネルをPOPグループ1に指定して、POP1のボタンを押すとその指定したチャンネルだけが
フェーダー面に呼び出されます、そしてフェーダーの上の大きなボタンでチャンネルをセレクトし画面の右にあるチャンネルストリップで調整します。
POPグループを使用しなくてもフェーダーをスクロールすれば目的のチャンネルを発見できますが、POPグループを使用したほうが格段に早いです。
チャンネルストリップの右にあるボタンが3段に並んだ所は、AUXとMTXのアウトプットマスターです。アウトプットチャンネルをセレクトして
FLIPボタンを押すと、選んだアウトプットチャンネルへのセンドレベルがフェーダーに現れます。(YAMAHAでいうSENDS ON FADER)
iPadとWiFi接続すればリモートコントロールも可能で、モニターミックスをステージ上で確認しながらのレベル調整や、GEQの操作ができます。
とりあえず操作性は悪くないと思います、出来ないこともいくつか有りますが、良くできた卓だと思います。
とにかく音が良い◎です。画面がタッチパネルだったらもっといいですね。